【指揮者のいないオルフェウス室内管弦楽団】分業は古い?経営手法に迫る!

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オルフェウス室内管弦楽団をご存知ですか?
ピアニストの辻井伸行さんとの共演でも話題をよんでいる、オルフェウス室内管弦楽団。
なんとこの楽団、指揮者がいないのです。
指揮者がいない管弦楽団とは、聞いたことがないだけに興味がわきます。
一体、どのような楽団なのでしょうか。
そして楽団の経営や注目されている分業化について迫ります。

オルフェウス室内管弦楽団とは

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出典:http://classical.eplus2.jp

ニューヨークに拠点をおく、小編成のオーケストラ
弦楽器16名、管楽器10名、計26名を基本とする構成

1972年 チェリストであるジュリアン・ファイファーを中心に創設され、
カーネギーホールで定期的に演奏会を開催している。

最大の特徴は、なんといっても指揮者をおかないこと。
指揮者なしで、素晴らしい合奏力を発揮してきた。
幅広いレパートリーをもつが、特にロマン派音楽の解釈で有名。

 

分業は古い?オルフェウス室内管弦楽団の経営手法とそのわけ

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出典:http://www.nobupiano1988.com

経営学の面でも注目されているオルフェウス室内管弦楽団。
「オルフェウス・プロセス」 と呼ばれる組織の運営手法で、
「演奏者全員が自らの意見を自由に述べ、議論を重ねながら楽曲を完成させる」というもの。

これを一般社会に置き換えるならば、
会社の歯車として自分を据え置くのではなく、何においても積極的に参加していくという姿勢、
要は個人のレベルで意識改革が必要となってくるということではないだろうか。

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出典:http://akashi.hall-info.jp

本来の楽団員の役割といえば、演奏に特化するということが挙げられるだろう。
このこと自体が分業組織であるといえる。
指揮者には全体を考えまとめ、楽曲を創り上げていくという役目がある。
つまり、指揮者が考え、楽団員が行動するという分業ではなく
楽団員が考えて行動もする、という自律的な組織構造を確立した。

この考え方をハーバード大学等のビジネススクールや欧米の企業が、
現実の経営に応用しようと取り組んでいるとか。
オルフェウス室内管弦楽団のリハーサル風景を見たことがあるが、
自分の意見を伝えつつも、相手を尊重しようとする場面が幾度もあった。
否定しない、押し付けないというそんな意識が、
絶対的なリーダーを持たない組織には必要なのかもしれない。

演奏にも定評のあるオルフェウス室内管弦楽団のこれからに目が離せません。

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